地名と名前で本を調べてみる
先ず手始めに本から調べてみることにする。
因みにインターネットはいの一番にやってみたが、やはりご先祖様の名前自体ではヒットしなかった。
角川日本地名大辞典15 新潟県
最寄りの図書館にあったこの辞典からまず見てみる。
関わりの有りそうな地名は複数あるが、一番重要なのは
母の父方の一番古い戸籍に記されている『滝谷』という地名。
この滝谷、実は新潟県に二箇所ある。
新発田市 滝谷(たきだに)と、南魚沼市 滝谷(たきや)。
調べたいのは後者なので注意しないと混在していまう。
滝谷村
滝谷村は戦国期からあったようで、
天正16年3月16日に上杉景勝が福島掃部助に恩賞として与えたらしい。
その前は小田切氏領だったと思われる。
元和2年:長峰藩領→元和5年:福島正則領→元和8年:幕府領→寛永元年:高田藩領→天和元年:幕府領と領主が変わっており、
江戸期~明治22年蒲原郡、会津藩領となっている。
名字について
名字についてはインターネット検索で勿論ヒットする。
長野県、滋賀県がルーツで近年は新潟県、群馬県、東京都で多く見られるらしい。
江戸時代は滝谷で農業関連をしている人が多かった名字だという。
ところで、
自分のご先祖様とは言えどこまで”個人情報”を公開してしまって良いのか
悩むところなので、取り敢えず記事中では名字は伏せるつもりである。
新潟県立文書館 様へ問い合わせ
ネット検索でヒットする資料などを頼りに、新潟県立文書館 様へ
問い合わせをしてみたところ、ご丁寧な返信をいただいた。
名前ではヒットしないものの、郷土史など目ぼしい資料の名前を教えていただく。
その中でいくつかは国会図書館で見られるものもあったので
出かけてみるつもり。